ビオサポ基礎講座の質問に対する回答①


2017年2月24日に実施したビオサポ基礎講座では、
参加者より健康な食べ方について、沢山の質問がありました。
講師の生活クラブ連合会「健康な食」推進課 猪狩さん・國井さんより、
質問に対する回答を頂きましたので、下記に掲載します。ご確認ください。

①ビオサポ献立は1食300円なんですか?

 ⇒当初、目安として1食300円の材料を使用する献立を提案していました。
  しかし、300円の上限を定めると使用する材料の選択肢や献立の幅が
  広がらないという課題も出てきました。
  現在では多様な消費材の使いこなしをベースに提案しています。
  そのため、1食300円という縛りはありません。

②食欲おう盛な4歳の娘、太り気味なのが気になっています。
 運動が好きなタイプではないので、食を制限するのもかわいそう。
 また講座を受けたいです。

 ⇒幼児には個人差があるのでまずは成長曲線をみてみます。

写真1

  インターネット上には管理栄養士が監修している、
  とても分かりやすい成長曲線の図がありますのでご覧ください。

  https://www.suku-noppo.jp/data/average_height_girl_04.html#2
  
  この年齢の成長曲線から大きくはずれていたり、
  最近の体重増加が急な場合には、食事の見直しが必要と思います。
  規則正しく三食食べているか、間食の質と量はどうかを思い出してみてください。
  普段、甘い飲み物をよく飲んでいるようなら
  出来るだけ他の飲み物(お茶、水、牛乳など)に変え、
  カロリーの多いお菓子などは少し控えて、
  間食は一日1回、果物、乳製品などを中心にすすめます。
  ご飯など主食が極端に多い場合は、茶碗を変えたり、
  おかずに野菜を増やしてみると良いかもしれません。
  また、よく噛んで食べる食材や調理方法などを工夫してみます。
 「食べたらだめ」と制限するだけだと、ストレスになると思うので、
  気分的にガンバレそうな方法を見つけてあげたいですね。 
  早寝早起き、外遊びの生活習慣も大切です。

③最近の日本人は糖質をとりすぎていて、
 たんぱく質や鉄分(ミネラル)が足りていないという話を聞いたのですが、
 どのように思われますか?

 ⇒炭水化物は、糖質と食物繊維から成り立っています。
  糖質とは、炭水化物から食物繊維を抜いたものです。
  ダイエットのためにはなるべく控えたい糖質と、
  ダイエットに役立つ成分と言われる食物繊維は、
  同じ炭水化物に含まれています。
  糖質に関しては、お米の消費量はかなり減少しており、
  嗜好品の摂取量が過剰傾向にあるようです。
  たんぱく質としては魚の摂取量が大きく減少し、
  ミネラルでは特に、鉄とカルシウムが全年代で不足しています。
  食の欧米化により、エネルギーは足りていますが、
  ビタミンやミネラルが不足している状態であることが考えられます。
  ご指摘のように嗜好品から糖質を摂りすぎ、お腹がいっぱいになって、
  食事からの栄養素やミネラル、ビタミンが不足するという傾向は
  あるものと思います。
  バランスの良い食事をこころがけていただきたいと思います。

④最近、朝食の必要性、一日三食の定義についてママ友と話す機会がありました。
 いろいろな説がありますが、朝食を摂る、摂らない、一日三食?二食など、
 どのように考えたらよいでしょうか?
 我が家は朝食も必要ですが、ママ友の家は必要ないと考えているようです…。

 ⇒健康の考え方は本当に概念が広く、
  人それぞれ考え方を持っているので難しいですよね。
  栄養学的には、やはり1日3食の食事を摂っていただきたいです。
  子どもがいるのであれば尚更で、特に朝食欠食と体のだるさの関係が
  注目されています。
  子どもは大人に比べても基礎代謝が高く、エネルギーをよく消費します。
  そのため1日2食ですと、エネルギー量が足りない可能性が出てきます。
  体を大きくする時期なので、エネルギー不足には気を付けてあげたいですね。


(日本体育・学校健康センター『平成12年度児童生徒の食生活等実施調査」より転載)

写真2

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