生活クラブ つれづれコラム

生活クラブからお届け 徒然記

2010年06月25日

まどりで働いて・・・

理 事  小林 明美

 昨年の7月から、ワーカーズコレクティブまどりで働いています。
「よく時間があるわね~、頑張って~」と
温かな声援の中にも少し冷やかな視線を感じつつ、
実際に時間をやり繰りしながら1年近くワーカーズを続けています。
 "まどり"はイタリア語で「お母さんたち」という意味で、
北星学園女子中・高校スミス寮の寮生に安心して食べられる素材を使い、
栄養バランスを考え、心をこめて手作りして「食」を提供しています。
決められたカロリー計算に基づいて作られる献立なので
何ら問題はないのですが、どの子も好きそうなお肉メニューなどは
"もっと食べたいだろうな""うちの子たちならこれの2、3倍は
食べているだろうな"と思ったりして、妙に切なくなってしまいます。
しかし、魚や野菜料理で非常に残食が多いことや、
味噌汁をあまり飲まない・お米をあまり食べないという偏食もかなり目につき、
苦労して献立をたてて一生懸命作っている故に悲しくなります。
そして食事の合間にコンビニのお菓子をたらふく食べている姿を見ると、
正直なところ軽い怒りを覚えてしまうこともあります。
あ~、おばさんは伝えたい!! 「食べること」の大切さを。
カウンター越しに言いたい!! 「安心・安全なものを選んで食べること」の重要性を。
生徒さんたちに個人的に話し掛けてはいけないきまりになっているし、
たとえそういう規則でないとしても、
何かを話し伝えるという時間の余裕などないのが実状です。
今、理事会の食育プロジェクトで構想を練っているプログラムがあります。
出来上がって子どもたちに伝える機が熟したら、
真っ先に北星学園スミス寮で実践してみたいと思います。