機関紙2009・4月・NO.315
    
INDEX
●2009シャボン玉フォーラムin北海道プレ集会
 石けん運動に取り組んでいる全国の仲間を元気に迎えよう!
●2009年度支部大会
●生活クラブ福祉基金の助成先決定
 市民による福祉活動を応援します
●いらない原発! 止めようプルサーマル!
 4.26チェルノブイリデー市民集会に参加しよう!
●情報BOX
      
                 かんじきウォーキング  早春のフィービラの森を探検!

ぷっくリ膨らんだネコヤナギ。
春はもうすぐ
  好天に恵また3月1日、かんじきをつけけた15名の参加者が、フィービラの森の観察を行ないました。最初に森のシンボル、古木の桜のところまでいっきに登りました。ここから海を臨む景色は「古平の海を育む森づくり」を目で確認できます。そして、普段は入ることができない木々の中へ。雪に残った動物の足跡を見つけ想像をめぐらせ、カラマツにからみつくツルアジサイ からは、自然の中で生きていくたくましさを感じました。最後にそり滑りを楽しみ、すいとんを 食べ、フィービラの森のこれからに思いを馳せ、帰ってきました。〈森づくりプロジェクト〉

桜の古木。大きく堂々とした姿は森のシンボルにふさわしい。

空と森の間に古平の海が見える

雪原に足跡発見!うさぎ?たぬき?それとも、きつねかな・・・


   ◆2009 シャボン玉フォーラムin北海道 プレ集会
     
  石けん運動に取り組んでいる 全国の仲間を元気に迎えよう! 

石けんを入り口に、水環境を守る運動を進めている生協やNPO など全国の仲間が集まる「2009シャボン玉フォーラムin北海道」 が5月16・17日に札幌で開かれます。この開催に先駆け、2月 26日かでる2・7で、プレ集会が行なわれました。


「フイービラの森」の手づくリタペストリーでアピール する第3分科会「海を育む森づくり」

 始めに、石けん運動委員会 理事の山崎栄子さんが「今回 のフォーラムは、北海道の生 活クラブが受け入れ団体とな り、08年から準備を進めてき ました。シャボン玉フォーラ ムを大いに盛り上げ、全国の 仲間を迎えましょう」と挨拶。  続いて、脱原発やリサイク ル運動を出発点に、環境・経済・ 平和など様々なNGO活動に 関わっている、未来バンク事 業組合理事長の田中優さんが 「誰かの水を奪わない方法」と 題した講演を行ないました。
●利用拡大に向けた 活動成果を発表
 08年度は、各支部でも活発 にシャボン玉フォーラムに向 けた取り組みが行なわれ、プ レ集会では、2支部が代表し て活動の成果を発表しました。  厚別支部運営委員長の藤森 祐子さんは、「支部では特に、 せせらぎの利用結集に力を入 れ、毎月の運営委員会で利用 動向を追いました。出前講座 や南油脂の見学、使っていな い人にサンプルプレゼントを 実施するなど、利用拡大につ ながる活動に取り組み、常に 石けんの良さを語っていくこ とが大切だと思いました」と 報告をしました。  小樽支部運営委員長の三ッ 江真理子さんは、組合員の子 どもの協力を得て実施した学 校の手洗い洗浄剤調査の結果 を基に、小樽市に働きかけた ことを発表。「石けん使用につ いて市から積極的な回答を得 ることができましたが、今後、 行政をどう巻き込んでいくか が課題です。また、小樽は泊 原発に一番近い支部。水環境 を守る視点から、プルサーマ ル計画の問題を考える講演会 を行ないました。生活クラブ がめざす環境にやさしい選択 を、全国に発信できる支部に していきたい」と語りました。
●開催地は札幌  みんなで参加しよう!
 最後に実行委員長の小沢順 子理事が「フォーラムのテー マは『大地をめぐる水 未来 へつなぐ私たちの選択』です。 次世代に安心して暮らせる社 会を残そうという活動をもっ と深め、広めていくために、 積極的に参加しましょう」と 呼びかけました
講演要旨
誰かの水を奪わない方法

未来バンク事業組合
理事長田中優さん
(生活クラブ東京の組合員)
  昨年、僕は南極と北極に行き、 著しい温度上昇によって、ものすごい勢いで解けている氷河を目の 当たりにしました。こうした状況 が世界中で起きており、今後さら に、水不足は年間降水量の減少に よって、深刻化するでしょう。特 に水は、農産物の価格に直に反映 するので、安く手に入れようと奪 い合う紛争が、世界各地で起こっ ています。
 実は、日本は世界でも稀なくら い水の少ない国です。しかし水に困 らないのは、何度もリサイクルを しているから。合成洗剤を使うと 水は再利用できなくなります。大切な水を何度も使うために、何が できるかを考えることが必要です。
 水の消費量はこの40年間減って いるにもかかわらず、国は、消費 が増加しているからダムが必要だ と、無駄にお金を使って造り続け ています。それは、ダムは水よりも お金を貯めるものだから。企業な どの利権目的になっているのです。
 僕は、ダムより木を植えること が解決策のひとつになると考えま す。例えば森林は、降った雨を一 日プールするという能力がありま す。成長するのに時間がかかりま すが、苗木を植えた人たちは次の 世代の人のために植えているので あって、自分の利益のためではな い。人々はそうやって未来を思っ て暮らしてきました。今さえよけ ればよいという醜い生き方、これ を変えていくことが大事です。
 「未来を奪う」という点で、環 境問題と財政問題は同じであると いえます。ダム・河口堰・原子力 発電所・空港・高速道路などを造 るための資金源は、郵便貯金、簡 易保険、年金です。皆さんの貯 金がこういうものに使われ、自然 を壊している。私たちがお金をど こで稼ぎ、どこに使うか、そして どこに預けるかによって未来は決 まっていくんです。
 例えば物を買うときに、同じ物 なら生協から買う、地元の物を買 う。そして貯金をするなら、労働 金庫・NPOバンクなどに預ける、 というように自分たちの社会を作 るというのは、自分たちの中でお 金を使い、資金を回すことです。  北海道には地域興しの資源とな る水・雪・氷があります。これを 生かしていくために、水を汚さな いことが大切なのです。人に伝え る時には、石けんじゃなければな らないではなく、資源を守るため に石けんを使おう、と言った方が 伝わりやすいですね。私たちの望 む社会をつくるきっかけとして、 「水」の問題を考えていってほしい と思います。





      2009年度 支部大会報告
          新体制で2009年度がスタート!
 新年度に向け、3月10日から26日にかけて、全18支部で支部大会が開催され、活発な議案審議が行われました。今回は6支部から大会の様子を報告してもらいました。

東  「みんなで伝えていこう! みんなでゆたかになろう!」

09年度運営委員長  日下部 一恵
08年度は支部結成20周年を迎え る年でした。この記念すべき年に、 ひとりでも多くの組合員が支部活 動に参加きるようにと、様々な 記念行事の開催と記念誌の発行ヘ 向けて活動しました。  09年度は、20周年行事から学 んだ、生活クラブの理念をしっか り意識し、それを伝えていく事の 大切さと、各々がちょっとずつ力 を出し合い協力すると、ゆたかさ を実感できる事を踏まえ、「みん なで伝えていこう!・みんなでゆ たかになろう!」という支部テーマを掲げました。支部大会終了後の20周年記念パーティ(写真)では、参加者が持ち寄った数々の料理とデコレーションケーキをを楽しみながら、生活クラブを語り、活動を重ね続けてきた組合員みんなで祝いました。

北 「組合員みんなで助けあい 委員を支えていきましょう!」
08年度運営委員長 渋田 弘子  
08年度活動報告では各委員から 、拡大や行事に多<の組合員 が協力してくれたことや、3回行 なったウェルカムの会について報 告されました。その後の消費材へ の質問では、支部大会が組合員の 貴重な発言の場であこるとを実感しました。  09年度の活動方針では、いろいろな理由でチラシがまけなくなっ ている現状を説明し(写真)春の チラシまきに地図をつけること。秋には新聞折り込みチラシを 入れることと、それに伴う拡大費 について理解が得られ、承認され ました。  後半ほ「牛乳について」のミニ講演を、DVDを見ながら行ない ました。分かり易い説明を聞き、 牛乳の良さや大切さを再確認しま した。  最後に、「新年度は少ない人数 の委員を、組合員みんなで助け合 い、支えましよう」の言葉でしめ くくり、終了しました。

西 「人に出会おう!」
09年度 消費委員長  渡辺真由美
 08年度は、一支部一テーマを「米」として、生活クラブ米の美味しさを伝える活動をし、その結果、利用結集が上がった事などを報告しました。また、イベントなどの活動の様子を、スクリーンで見てもらいながら伝えました。  09年度ほ「人に出会おう!」を テーマに活動を進めていきます。 生活クラブの仲間に会って、生活 クラブの共同購入や活動について 語り合う機会を持つ、人と会って 楽しむ、そんな活動を企画してい きます。  新体制ほ、運営委員長不在の中、少ない運営委員メンバーでのスター卜となります。少しでも多<の組合員が生活クラブ西支部を身近に感じ、楽しく参加できるような企画を考え、人と人とのつながりを広め、顔の見える活動をしていきたいと思います。

恵庭 「支部活動を通して 人の輪を広げよう!」
09年度運営委員長   佐藤 静
 恵庭支部は合年も出席率が高く、アットホームな雰囲気で開催しました。  活動報告では、加入の多かった 月について、どのような経緯であったのかという質問に対して、組合員によるチラシまき、展説、声分け、紹介キャンペーンなどによるものであると答弁しました。さらに、09年度予算案についても、いくつかの質問がありました。議案書に事前に目を通している組合員がいる事は、運営委員にとってうれしく、良い刺激を受けました。  大会後は、消費委員会担当職員 による話「なぜ低温殺菌牛乳を取 り組むのか」と、サツラク農協の方に「レンネット実験」(写真)をしていただき、カフェオレを飲みながら、改めて「牛乳」の良さを学習しました。  恵庭に移り住んで3年の私です が、支えてくれる委員と協力し あって、楽しく活動していきたい と思います。

小樽 「組合員同士、顔の見える関係を 大切にしていきます」

09度度運営委員長 川上 直美
 共生会会長でもあり小樽支部組 合員でもある劾S二ツセイ高橋 社長を迎え、生活クラブとの提携 の歴史、工場で使用する洗浄剤を 「せせらぎ」に切り替えた時の苦労話、生活クラブの自主管理監査制度について話して頂きました。  08年度報告では、地区により加 入数と脱退数が同数である理由を 問うものや、戸配導入に対する考 えを問うものが出ました。  戸配導入に対しては、希望する 声が少ないことや、導入による班 解体、ロットの崩れの心配から09 年度は見送るとの答弁がなされました。また、09年度活動費に関す る質問も出ましたが、毎年活動に 見合った金額を運営委員会で話し 合って設定し、大切に使っていることを説明しました。  今年度は、生活クラブを理解し 語り広めていくと共に、組合員一人ひとりを大切にしていける支部を目指していきたいと思います。  

北広島 「自分の言葉で生活クラブを語り、 仲間づくりをしていきましょう!」

08年度運営委員長  鶴谷聡美
 08年度は、5地区それぞれに おいて地区組合員による拡大活動 が企画開催されました。ダンボー ル堆肥出前講座・展説・おもちゃ ひろば・手づくりギョーザ講習会 と、どの地区も企画やチラシまき・お誘いの声かけなど、それぞれの地域力で生活クラブを発信できた拡大活動となりました。  09年度は、組合員それぞれの 「生活クラブの好きなところ」を 自分の言葉で友人知人に語ること はもちろん、組合員同士でも共有 しながら仲間作りをしていくこと を確認しました。昨年度に引き続 き、子育て世代に向けたイベント など、子育て中の新運営委員メン バーを中心に企画・開催します。 また、予算案に関して不備が指摘 され、4月の機関紙で訂正案を出 す旨回答しました。  大会終了後は、この春新たに誕 生する2つのワーカーズのアピー ルがありました。その後、人気消費 材のスィーツ&ティーで、おいしい 交流のひと時を過ごしました。



   生活クラブの福祉基金助成先決定
        
 市民による福祉活動を応援します
未来にむけて育てよう福祉基金
2009年度の生活クラブ福祉基金助成団体の選考が、福祉基金運用委員会で 行なわれました。審査の結果、12団体に総額95万円が助成されます。
 2004年春に、第一回の助 成を行なってから5年経過しま した。今年度の募集にむけて、 地域に根付いた活動をしている 福祉団体を、更に応援できる 形にしたいと考え、過去の助成 団体にアンケートを行ないまし た。「継続して助成してほしい」 「助成金額はこのままでいい」 の声が多く寄せられ、それらを 参考に応募要項を改定し、
・過去の助成から3年以上経過した団体の再応募
・その他、福祉基金運用委員会の認めたもの
の2点を助成対象に加えました。  
今回の募集には、ボランティ アグループ、当事者の任意団 体、NPO法人、ワーカーズ・ コレクティブなど36団体から応 募があり、活動、事業内容も 高齢者・障がい者・子育て支援 と多方面にわたっています。それぞれの団体の申請内容と併 せて、パンフレットや会報、事 業計画書も参考に助成先を決 定しました。
 また、09年度の福祉基金を拠 出する生活クラブの事業およ び活動として、子育て支援親 子ひろば「ほっとたいむ」と「介護教室」「いきいきライフ講座」 を開催します。ほっとたいむは 開始以来、子育て支援ワーカーズをリーダーに、組合員サポー ターが地域に親子でほっとでき る場を提供してきました。この メンバーが子育て支援ワーカー ズを立ち上げ、4月から新サ ポーターと一緒にひろば運営を 担っていきます。     「生活クラブの助成は温かい ね」と外部の運用委員に言われ ます。助成した後も、チュプや 報告集会で活動の紹介をしてい るからです。前述のアンケートにも、自分たちの事を広く知らせ ることが出来て良かったとありました。税収の減少による福祉予算の削減だけでなく、超高齢 社会を迎えて今後も公的福祉に 期待は持てません。しかも、画一 的な行政の福祉だけで安心して 暮らしていけるのでしょうか。  住み慣れたまちで生活していくためには、きめ細やかで多様 な支えが必要です。市民による福祉の取り組みがさらに地域で 展開できるよう、福祉基金の輪 を広げていきましょう。    福祉担当理事/小沢順子

                          2009年度 福祉基金助成先団体
         申 請 団 体 名              申 請 内 容   所在地 助成額
NPO法人 子育てさぽ−と ポコアポコ ママカフェ事業運営費およびイベント開催費 札幌市 10万円
わくわくみゅ−じっく みんないい会 障がいのある子どもの音楽療法を行なうための楽器購入 と運営費 札幌市 5万円
サードプロジェクト 難病や障がいを持つ人たちと家族を、応援するための コンサート開催費 札幌市 5万円
(社福)北海道クリスチャンセンター福祉会 家庭福祉相談室
年少児のための運動遊具購入費
札幌市 5万円
おもちゃクリニック おもちゃ修理の部品および手作りおもちゃの資材購入費 札幌市 5万円
障がい児者自立支援グループ「つぼみ」 放課後支援事業における備品購入および運営費 当別町 10万円
とまり木の集い 「脳骨髄液減少症」の啓蒙パンフレット作成費等 札幌市 5万円
ボランティアサークル「ななかまど」 老人施設慰問のための衣装・小道具購入費および運営費 岩見沢市 5万円
図書コーナーボランティア 「ひなたB00K(ぼっこ)」 本カバー購入及び運営費 夕張市 5万円
10 NPO法人 つばさ応援団 中高生の放課後支援事業の立ち上げ費 札幌市 10万円
11 子育て支援ワーカーズ ほっとまむ 設立のための備品・おもちゃおよび材料購入費 北広島市 10万円
12 食のワーカーズ 地域食堂かえで 開業に伴う設備費の一部 北広島市 20万円



      4.26 チェルノブイリデー 市民集会に参加しよう!
          いらな い原発! 止めようプルサー マル!
 

3月3日道庁前での抗議行動

 
 23回目の4・26チエルノブ イリデー市民集会は、「いらな い原発! 止めようプルサー マル!」。泊原発におけるプ ルサーマル問題が、08年同様 引き続き重要な問題であるこ とから、同じテーマで行ない ます。
 3月3日の道議会におい て、高橋知事はプルサーマル 計画の受け入れを表明しました。北電が当初予定していた 2010年の稼動は現実的に は困難で、早くても11年の1月稼動となる見込みです。
 この「プルサーマル計画」は、 青森県六ヶ所村の再処理工場 が稼動しない限り、計画の推進は有り得ません。再処理工場では、ガラス固化体製造過程等において様々な事故が相次ぎ、ストップしたまま全く 稼動の見通しがついていません。
 生活クラブは他の市民団体 とも連携を深め、知事に対し 計画の受け入れ撤回、最終的 には計画の中止へ追い込んで いくために、今後も粘り強い 活動を推進していく予定です。
 そして、プルサーマル問題 と連動して幌延の深地層研究 センターには次のような問題 があります。
・核廃棄物の処分地が決まっ ていない状況下では最終処 分場になる恐れがある。
・活断層予備軍が多数存在する日本で、地震の影響を受 けない安定した地層を探すことは不可能である。
 さらに隣接地に二つ目の高 レベル放射性廃棄物最終処分場PR施設が一方的に着工さ れたという事実もあります。 六ヶ所再処理工場問題と併せて、これら全てが生活クラブ の真髄である「食の安全」を 揺るがすばかりでなく、生命 の尊厳という観点から言っても断じて認めることはできま せん。

 4月26日のチェルノブイリ デー市民集会にぜひ参加して、 原発をめぐる様々な問題の共通認識を深め、そしてこの危 険なプルサーマル計画を中止 に追い込んでいくために、一人 ひとりが声を上げ、今、自分 ができる行動を実践に移して いきましょう!
 今年の記念講演会は、99年 9月30日に茨城県JCO東海 事業所で起きた日本初の 「臨 海事故」 で、高線量被曝した 3名の患者に、当時日本の最新医療の治療を施し、指導的 役割を担った医師の前川和彦 さんを招き、「わが国の緊急被 ばく医療体制について」 と題 して話をしていただきます。
 ぜひ、組合員同士声をかけ 合い、お友だちを誘って、チェ ルノブイリデー市民集会およ び記念講演会に参加してくだ さい。会場に集まった多くの人 たちと共に、「いらない原発! 止めようプルサーマルー」の 志を集結させましょう。
   脱原発・市民エネルギー委員会     担当理事/小林明美
23年目の4,26チェルノブイリデー 記念講演会
「わが国の緊急被ばく医療体制について」
日 時 4月26(日)     10:00〜12:00
会 場 札幌市教育文化会館          4F講堂
    (札幌市中央区北1西13)
講 師 前川和彦さん
    公立学校共済組合関東中央病院長
資料代 500円(中学生以上)
講演後に市民集会を開催します!
●同会場にて
12:00〜 23年目のチェルノブイリデー 市民集会
12:30〜 市内デモパレード   
主催 23年目の「4.26チェルノブイリデー」市民集会実行委員会



   情報BOX

    2009シャボン玉フォーラムin北海道
1日目 5月16日(土)13:00〜17:00
 ●基調講演「大地をめぐる水」
  北大地球環境科学研究院教授 小野有五さん
 ●トークセッション「未来へつなぐ私たちの選択」
            小野有五さん
   NPO法人AMネット 神田浩史さん
2日目 5月17日(日)9:30〜12:00
・第1分科会  楽しくなくっちやイヤ
・第2分科会  石けん使用応援講座
・第3分科会  海を育む森づくり(会場フイービラの森)
・第4分料会  大地と水を化学物質汚染から守る
・第5分料会  地域でつくる私たちの水環境
・第6分科会  川っておもしろい
会 場 札幌コンベンションセンター

           (札幌市白石区東札幌6−1)
             問合せ・申込みは本部畑まで

   福祉基金賛同者状況 (3月17日現在)
     2164名(4名減)
わたしたちの70円が
地域福祉を大きく変えます。
あなたもぜひ参加しましょう!

福祉基金賛同書は各センターまでご請求ください。
問合せ/生活クラブ本部  TEL 011-665-1717

2009年度通常総代会
日 時 5月27日(水)10:00〜12:30
会 場 北海道厚生年金会館3F清流の間
            (札幌市中央区北1西12)
牛乳スタート集会
日 時 5月8日(金)10:00〜11:50
会 場 エルプラザ4F大研修室(札幌市北区北8西3)

・「生活クラブ牛乳の歴史と取り組む意義」
・生産者からのアピール
池内信専務理事
※詳しくは第3遅配布のチラシをご覧ください。
                  主催 本部消費委員会
他団体より
「ゆるすな!!北海道のGM汚染を!!
今こそ話そう!GM作物の本当の怖きを」
  北海道GM規制条例に伴う交雑実験の報告と、
  講演会を開催し、最新情報を話してもらいます。
日 時 5月9日(土)13:30〜16:30
会 場 札幌クリスチャンセンター 大ホール
               (札幌市北区北7西6)
・講演「遺伝子組み換え作物の問題点」
          京都学園大学 金川 貴博さん
・講演「遺伝子組み換え食品最新事情
            〜パイテク企業の戦略転換」
    遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表
                   天笠 啓祐さん
※詳しくは第3週配布のチラシをご覧ください。
 主催 北海道遺伝子組み換えイネいらないネットワーク

        組合員でつなぐリレーエッセイ     時遊帖 じゆうちょう

先日、シャボン玉フォーラムプレ集会に参加 した。何においても出来ないではなくて、出来 ると考えていくべきと言われ、長女が生まれた 頃を思い出した。  我が家の長女は自閉症。周りの子とだんだん 違っていく様子に、「何も出来ない子」とただ 頭を抱えていた。何の知識もない私はあちこち 相談機関を回った。その時も同じことを言って たなぁと思った。幼稚園では2日で面倒は見ら れないと言われ、訳が分かってない娘を前に泣 いた。保育所でも、障がい児は将来も入所させ ることはないと言われた。人生、山あり谷あり といわれるが谷ばかりだったような気がする。  が、現在二十歳。職場の理解もあり、青果 会社のパート職で働いている。とにかく時間 には正確!!四角は四角、丸にはならない。母 の言うこと絶対(このごろ、反抗もするけど)。 働き者。1970年代・80年代の音楽が大 好き。出来ることもいっぱい増えた。子育ても、 出来ないではなくて出来ることがひとつ、ま たひとつ増えたと、前を見ていくことが必要 なんだと思わされた。母さんも勉強だわ〜と つくづく思う。
 長女がいることで、人への感謝だったり、前 向きさだったり、とても多くのことを考えてき たような気がする。これからも、それは続くだ ろうけど、謙虚に人生を送りたいと思っている。            北斗支部/斉藤典子