機関紙2009・12月・NO.323
    
INDEX
●2009 わくわくまつり
●知ってる?!遺伝子組み換え作物・食品
●福祉基金助成先紹介
●09年度上半期監査報告
●情報BOX




「おいしい」が

たくさん!
 
「北海道の風土にこだわった酒造りをしています」と小林酒造㈱
 
今年初めて参加したしいたけの生産者由仁いちろう会
 
北斗支部は消費材を使って、この季節ピッタリのみそおでんを出店。
 
 
大評判だった㈱室蘭製麺の水餃子。試食をしようと長い行列ができました
 
アイヌの文化を伝える「アイヌアートプロジェクト」の演奏

「ヤッター」熱いバトルが繰り広げられた支部対抗ゲーム缶積み競争。優勝は東支部
 
フィービラの森の恵みで、オリジナルペンダント作り

ちびっ子太公望でにぎわった清田支部の子どもコーナー
今年は地区会など色々なところで登場したトマトケチャップ。「もっともっとトマトケチャップの全てを知って!」と、生産者のコーミ㈱も参加してアピール
 
組合員やサークルなどの20店が出店した「わくわく市」。思わず手に取りたくなるような小物がいっぱい


   2009
     
  わくわくまつり 
   未来へつなげ!  みんなのごはん
 毎年恒例の「わくわくまつり」が11月1日、札幌コンベンションセンターで開催されました。今年のサブテーマは「未来へつなげみんなのごはん!」。組合員と生産者がひとつになって「食」を守り、未来の子どもたちに残していこうという思いが込められています。当日は小雨模様にもかかわらず、約5000人の来場者で賑わいました。
 
北海道をまるごと食べよう!
「北海道発カレー」の厚別支部
 
「今年の新米をぜひ試食して」と
とんぼの会の皆さん
 
「鬼を退治して福そ呼びましょう」
と粋な出で立ちの㈱池田食品
 
ナガサキ平和行動に参加した子どもたちが「戦争も核もない世界を!」と署名運動
 
加入相談を受け付けた[生活クラブコーナー」この日2名が加入
 
 
 生活クラブ共生会わくわくまつり実行委員長           丸金佐藤水産(株)佐藤元彦さん

 今年は、模擬店の出店や おそろいのスタッフジャンパーを作るなど、生産者がもっと主体的にまつりに取り組もうと頑張りました。みんなで協力して一緒に楽しみ、一体感の持てたまつり だったと思います。
 
8年ぶりに復活した共生会模擬店。「共生会
コラボなべ」160食はすぐに完売しました!
 わくわくまつり実行委員会委員長  横川 真理子

 今年のまつり実行委員会は、ステージと食のチームに分かれて様々な工夫をこらし、企面を練ってきました。14名と人数が少ない中、みんなで協力し、進めてきました。
 新しい企画にもチャレンジしました。手作りショップ「わくわく市」の開催、「エコだねマイ食器引換券」の配布、「組合員識別シール」 を貼るなど、大いにまつりを盛り上げたと思います。模擬店と子どもコーナーには全支部が参加しましたし、各委員会のブースも目を引く仕掛けがたくさんあり楽しいものでした。これに数年ぶりに復活した共生会の模擬店が加わりました。今年は、共生会が自主的にまつりに関わってくれ、大きな力を得ることがで きました。初めての委員長という大役で、今までにないまつりへの関わり方ができ、良い経験になりました。組合員と生産者が協力して、ひとつのまつりを作り上げるおもしろさと達成感を味わうことができました。まつりに関わった大勢のみなさん、ありがとうございました!
 

 




ペダルをこいで電気をつくる
発電自転車。
ボクはなかなか良いと思うよ!」




エコだねマイ食器
引き換えコーナー。
見つめあってありがとうネ!」
 
ワクワクドキドキ!生産者自慢の豪華景品が当たった
大抽選会
 
開場と同時に大勢の買い物客が殺到した
㈱平田牧場販売コーナー



     
    知ってる?!  遺伝子組み換えのこと
                       
 1996年秋、当時の厚生省が遺伝子組み換えされた作物(GMO) の輸入を認め、それらを原料とした食品が食卓に上り始めまし た。生活クラブでは、この時から一貫して遺伝子組み換え(GM) に反対の姿勢を取り続けています。11月12日には、かでる2・7 で「生命をおびやかす遺伝子組み換え~12年目の検証」と題し、 応用微生物学の権威である金川貴博氏の講演が行われました。 チュプでは今回、改めて遺伝子組み換えについて考えます。

Q1 遺伝子組み換えって何?
A. これは新しい生命体を作り出す技術のこと。
    ある生物の有用な遺伝子を取り出して、別の生物に取り込み、これまで自然界では起こり得なかった生命体を作りだし ます。
   例えば、除草剤をかけても枯れない大豆や、殺虫毒素 が組み込まれていて食べたら虫が死ぬトウモロコシなど。
除草剤耐性作物


 
害虫抵抗性作物 

 多国籍企業は除草剤 耐性大豆で「収入が増える」 「除草剤の使用が減る」と宣伝 したけれど、実際はその逆。 アメリカでは、農家が訴訟まで起こしてるんだよ!
Q2 遺伝子組み換えは何がいけないの?
A.次のような、いろいろな悪影響を及ぼす恐れがあるといわれています。
  ●食品としての安全性が検証されていない
  ●自然界の植物や非GMの農作物への交雑により、生物多様性の生態系が破壊される
  ●世界に数社しかない多国籍企業による種子・食料支配が進む

遺伝子組み換え食品表示の比較
      日本の表示
 EUの表示
 食用油や醤油など大半の食品が表示の対象外  全食品表示
 上位3品目(重量比5%以上)に限定  限定なし
 5%まで混入を認め「遺伝子組み換えでない」表示が可能  0,9%以上は表示
   レストランでの表示なし  外食産業も対象、メニューに表示(任意)
  飼料に表示なし  飼料も表示
 「使用」「不分別」「不使用」、表示なし  「GMO」、表示なし(表示なしは不使用)


Q3 日本人は遺伝子組み換え食品を知らずに食べてるって本当?
A. はい、本当です。現在、日本では大豆・ナタネ・トウモロコシ・ジャガイモ・綿・テンサイなどの輸入が認められています。
   2001年4月からGM食品の表示が義務づけられましたが、対象品目はごくわずか。しかも重量の5% 以下は表示の対象外。
  そのため加工品のほとんどはGMの表示を免れています。
  つまり日本人は知らな いうちに、たくさんのGM食品を口にしているのです。
 綿から
 大豆から
 ナタネから
 トウモロコシから
 ジャガイモから
 飼料として使われると
   コーンスターチは、麺類・練り製品・ベーキングパウダー・アイス・ビスケットなど、様々な加工品に使われている。    清涼飲料水に含まれるブドウ糖果糖液糖などは、トウモロコシやジャガイモから作られる。    菓子の水あめは、トウモロコシやジャガイモの澱粉から作られる

Q4 遺伝子組み換え食品を食べ続けると どうなるの?
A.外国の動物実験ではさまざまな影響が出ています。
  GM大豆の餌を食べさせた親ラットから生まれた子ラットに、同じ餌を与えたところ生後3週間以内に半数以上が死に、
  生き残った子ラットも興奮しやすく凶暴になったと報告されています。このほか組織損傷、免疫異常、発がん性の疑いなど
   さまざまな事例が上がっています。
Q5 私たちの消費材は大丈夫?
A. 1997年1月、生活クラブは「遺伝子組み換え食品は原則として取り扱わない。ただし、混入している場合は情報を公開し表示する」
   ことを決め、提携生産者とともに原材料の非組み換え化を進めています。現在、対策できていないものが一部ありますが、
   ほとんどが原料の1%未満です。
 牛乳はGM対策完了!   ぼくたちの餌もGM対策が進められているよ!
ライブリーで確認してみてね! 

 
2007年に「GMOフリーゾーン宣言をしたJAたきかわでは、看板を立てたり、重機にステッカーを貼るなどしてNON-GMOを訴えている
Q6 生活クラブは反対のために何かしているの?
A. 生活クラブグループ全体で「ストップGMO宣言」の統一行動をとっています。北海道では学校給食に      GM原料を使わないよう求めたり、他団体と連携し、04年には北海道農業研究センターでの
   GMイネ試験栽培を中止に追い込みました。
   さらに「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」と共に署名活動や全国集会を開催。
   その結果、消費者の声を反映させるかたちで道のGM規制条例ができました。
   また、道内のJAに呼びかけ講演会を開催したり、提携生産者に「遺伝子組み換え作物を作らない
   地域(GMOフリーゾーン)」であると宣言してもらうよう働きかけています。
   09年には、消費者に知らされずにGM食品が流通している問題等から、
   食品表示制度の抜本改正を行政に求めました。









                       

遺伝子組み換え作物の問題点
京都学園大学 バイオ環境学部 教授 金川 貴博さん

●遺伝子組み換え技術とは
 ある生物から目的とする有用な遺伝子と取り出して、別の生物に導入することにより、改良しようとする生物に新しい性質を付与する技術。

 生物には元々の性質やルールがあるが、入り込んだ別の生物がルールを無視してあばれまくることになる。また、細胞が本来持つ作業量・エネルギー量は変わらないのに、新たな性質および作業が加わるため、収量が増えると謳っているが、増えるとは考えられない。食品の安全性や栄養価にも影響するのではと懸念している。
 一方、GM作物推進派は、技術の利用に熱心だが、GM生物が与える影響や危険性については勉強不足である。さらに、GM作物の危険性を暗示する科学データに対して、推進派はことごとくもみ消し、決して安全性を示すための再試験を行おうとはしない。
 命を蝕む技術はやめるべきである。

●遺伝子組み換え作物の問題点
1 食品としての安全性
2 食糧確保の問題
 ・特定の品種を大量栽培する危うさ
 ・米国と巨大企業による食糧支配

3 他の生物への影響
 食品の安全性は科学で立証できず、長年食べたという経験からしか判断はできない。「安全性の立証は極めて困難、動物愛護に反する」という理由から、いきなり人体実験というわけである。さらに環境への影響が心配である。殺虫性除草剤耐性のGM作物が生物多様性の生態系を壊していくだろう。
 危険ではないと考えられていた物質が、思いもよらない被害を起こした事例は過去にたくさんある。原発の安全性の議論によく類似しているが、GM生物は自己増殖し、予想外の場所を汚染していく。危険と分かった時はは既に手遅れ。そのためには予防が必要である。
 「国民の安全を保障する」とは、まず安全な食料を安定的に供給することである。国策として「自給率を上げ、米国からの独立」をしなければいけない。日本の家畜飼料の備蓄は1週間。米国が1週間輸出を止めると言ったら日本はお手上げとなる。米国の言いなりにはならないようにするためには、消費者・生産者がもっと声を出し、活動することが必要である。




   福祉基金助成先紹介
        
 

09年度の助成先10団体を紹介しています。今回は「わくわくみゅーじっく みんないい会」(札幌市)と、「障がい児者自立活動グループ つぼみ」(当別町)を取材しました。  
 わくわくみゅーじっく みんないい会
音楽で自己表現を豊かに
 
12月はクリスマスソングを演奏し、皆で楽しみます
 「子どもたちの成長が目に見えた時には本当にやリがいを感じます」 と、代表の武井歌織さん。04年6 月に音楽療法の研修会で知り合っ た5人が、それぞれ個人的に音楽 療法を行ってきた子どもたちに、 集団を通してのセッションも行 なっていこうと、「わくわくみゅ- じっくみんないい会」はスタート しました。
 現在、会員数は年長から小学生 の約20名。自閉症やダウン症の子 どもたちです。年齢や発達段階な どで2つの班に分かれ、年6回、 西区の「ちえりあ」で活動してい ます。
 その子に合ったきめ細かい対応 をするため少人数制をとり、看護師、福祉関係、作業療法士、理学療法士、会社員などのポランティ アがマンツーマンでついています。
 初めのうちは難しかった、座っ ていることや輪の中に入ることな ども回数を重ねるにつれ、リーダー の目を見て指示を待つ、ベルの音を聞く、共同でひとつの音楽を作 ることなどもできるようになって いくそうです。また、目的である 感覚統合(目で見たものを感覚と してとらえること)を図る、情動の発散・安定・コントロール、リズム感を養う、発語の練習なども皆で 音楽を楽しみながらプログラムに 取り入れています。  助成金では、3オクターブある 鍵盤ハーモ二力を2台購入しまし た。音域が広いので、演奏できる 曲目が増えたそうです。  「最初はどんなプログラムを作っ たらいいのか、試行錯誤して大変 でした。会では子どもたちと歌っ たり踊ったりすることが楽しみになっています。これからも、音楽 を通して子どもたちの成長を促し ていきたいですね」と、武井さんは 笑顔で話してくれました。
                          

 障がい児者自立活動グループ 「つぼみ」
地域社会でいきいきと生活するために
 
コミュニケーションや作業時に使用する絵カード

 「つぼみ」は、障がいのある子どもの自立支援を目的に活動を行 なっています。代表の北公枝さん は、二人の子どもを持つお母さん。 二人に自閉症や知的障がいがあるため、日常の生活や将来の仕事に 役立つ技能を身に付けさせたいと 考えていました。しかし、当別町 ではそういった療育機関がほとん どないため、「自分がやるしかな い」と会の設立を思い立ったと言います。
 現在、活動は月に一回。ヘルパー やボランティアの協力を得ながら、 地域の会館で行なっています。トレーニングに集中出来るよう、会議室に間仕切りを設置してコーナーごとにスケジュールや・作業の手順を示した絵カードを貼っていきます。
 子どもたちはカードを見て洗濯物を干す、空き缶をつぶすなどの作業をし、終了したことをスタッ フに伝えるといったコミュニケーションの練習もしています。同じトレーニングを家でやろうとしても、甘えたり集中をそぐものが多 いので、うまくいかないんです」
 北さんは子どもに合わせたプログラムを考え、カードや教材を手 作りしていま す。養護学校の先生と相談しながら進めていますが、このやり方良いのか心配になることもあるそうです。当別の支援機関は、函館市の管轄になるため、 直接専門家の指導を受けるには厳 しい状況です。それでも実情を 伝えてアドバイスをもらおうと、トレーニングの様子をビデオに撮影して支援機関に送っています。
 「事前の準備に時間がかかるので 月に一度の活動がやっとですが、 子どもたちが自分で出来ることを 増やし、将来につなげたいと考え ています。少しずつでもこの活動 を広げていきます」と、北さんは語ってくれました。




      09年度 上半期監査報告        
          組合員主体の活動で支部の活性化を
          監事   岩成美恵子


東支部の地区会
生活クラブの監査とは
 生活クラブの監査は外部の 専門家に委託するのではなく、 組合員から委任された組合員 監事が行っています。これは組織運営や運動をより良く、活発に進められるようにする自主運営活動の一つとして捉えています。常に組合員の視点に立ち、事業と運営のバランスを考 えながら、点検と評価をするよ うに心掛けています。
 監査には総代会で決定され た活動方針が、計画に沿って執行されているかを見ていく「業務監査」と、組合員一人ひとり が「出資・利用・運営」という 形で参加している共同購入の事業高や、財産状況が正しく報告され、的確に活用されて いるかを見ていく「会計監査」 があります。
 監事会の主な活動は、毎回 の理事会への出席、年1~2回各委員会に入る、各センター 及び地区館等の施設監査です。 四半期毎に監査を行い、理事会へ提出しています。今年度も10 月に上半期の監査を行い、会計処理は適正であることを確認し たという監査結果とともに、次 のような上半期監査報告書を 理事会に提出しました。

上半期監査報告

●組織活動
 拡大は、加入数が近年にな く振わず、計画102名に対 し、純増マイナス174名と非常に厳しい数字となりました。 紹介やチラシまきによる加入情報の減少や資料請求のみに 留まり、加入につながらない ケースが目立ちます。これまで 行なわれている組合員の手によ る春の一斉チラシまきが、有効 に撒けているかどうか把握する ことも時には必要です。今後も 有意義なものとなるよう期待 します。
 
農産物セットセンターでの組み込み準備
 一方、組合員自身が加入説明 する支部が増えているという兆 しがあります。戸配組合員が 増える中で、組合員による加入説明は、その後の活動への一歩を踏み出すための関係性作り には重要です。組合員が中心と なり、支部・センター職員など が一丸となり情報の共有が図られるように切望します。各支部においては、イベント拡大を目的に楽しく交流しているようです。親睦や交流にとどまらず、 支部の活性化につながること を望みます。
●共同購入活動
 供給高は、計画・前年対比 とも前年実績を下回りました。 一世帯利用高では、ほぼ計画通 りに推移していますが、計画購入品・冷蔵・冷凍品は、今後も落ち込みについて注視し ていく必要があります。
 7月の地区会「トマトケチヤップを語ろう」では各支部とも具体的な流れをつくり盛り上ったようです。ケチヤップを通し、生活クラブの社会的意義を再確認できたことが伺えます。後半の活動に生かし、充実した内容となるよう期待します。主要品目の牛乳は供給本数が年々下回り低迷が続いて います。DVDを有効に活用するるなどして、生活クラブ牛乳の優位性を語り続けながら、利用結集に励んでください。
 10月には、釧路支部を除き全支部展開となる農産物は、物流面(欠品・腐れなど)での課題はあるものの、順調な伸びをみせています。食べ続ける手助けとなる情報発信を引き続き行なってください。



 
   情報BOX

後期生産者交流会
日時 2010年1月28日(木)10:00~14:30
会場 かでる2・7    (札幌市中央区北2西7)  
主に1次産業の提携生産者と交流します。


食品表示制度への意見書を道議会に提出
11月5日、船橋理事長他生活クラブ理事会は、食品 の日付偽装や産地偽装事件、知らされないうちに遺伝子組み換え食品が流通・浸透している問題等から、情報が公開された上で食品を選択できるよう、意見書に「食品表示制度抜本改正を求める署名」9364筆を添えて道議会議長の石井孝一さんに提出、申し入れを行いました。
 その後、民主党 はじめ自民党や各会派を廻り趣旨を 説明し、制度改正 に協力するよう働きかけました。

他団体より
地球温暖化のない持続可能な社会をめざして

25%削減と自然エネルギー社会への道筋
 北海道グリーンファンドの設立10周年を迎え、記念シンポ ジウムを開催します。自然エネルギー政策への転換に向け、エネルギー・環境・経済政策などの視点から、各界の専門家 による公開討論を行います。
日時12月12日(土)13:00~17:00
会場 TKPさっぽろ共済サロン「芙蓉」                (札幌市中央区北4西1共済ビル8階)
登壇者  
逢坂誠二さん(衆議院議員民主党)    
飯田哲也さん
(NPO法人環境エネルギー政策研究所所長)
立川裕隆さん
(環境省地球環境局温暖化対策課調整官)
  他8名               
 主催 NPO法人北海道グリーンファンド

2010年度 生活クラブ福祉基金
助成団体募集のお知らせ

 この生活クラブ福祉基金は、市民による参加型福祉の道具を地域に多彩に作っていく事を目的に、意志ある組合員の拠出によって成り立っています。 生活クラブの様々な福祉事業・活動の資金となることはもちろんですが、その一部を、同じ目的をもって活動する地域の市民団体等への助成に充てることとしています。
  2010年度の助成について以下の要領で申請を受け付けますのでご応募下さい。
1助成対象
① 札幌市・釧路市及びその周辺で福祉活動を実践、あるいは実践しようとしているボランティア団体や子育てサークルなどの自主的市民グループ。
② 札幌市・釧路市及びその周辺で福祉事業を展開、あるいは展開しようとしている、NPO、ワーカーズ・コレクティブなど、営利を目的としない市民事業。
③ その他、福祉・たすけあいを進める活動として、福祉基金運用委員会が認めたもの。
④ 再応募は、過去の助成から3年間以上経過した団体に限る。
2応募締め切り /助成実施日
応募用紙を請求の上、必要事項を記入し、2010年1月30日(土)までに提出して下さい。実施は2010年4月
   福祉基金賛同者状況 (11月13日現在)
     2190名(23名増)
わたしたちの70円が
地域福祉を大きく変えます。
あなたもぜひ参加しましょう!

福祉基金賛同書は各センターまでご請求ください。
問合せ/生活クラブ本部  TEL 011-665-1717


        組合員でつなぐリレーエッセイ     時遊帖 じゆうちょう

 ガスレンジのグリルがこわれた!
 夕飯のおかずに魚を焼こうとスイッチを入れたが、直ぐ火が消えてしまった。何回やってもつかない 。家を建て替えて15年、とうとうきたか!?我が家 のメニューの主役は、魚料理が多い。夫 のお弁当もあって、ほぼ毎日活躍のグリル。
 魚に限らずナス・シシトウ・油あげなど、焼きものはたいていグリルを使って いた (ほとんど居酒屋のお品書き・・・)と りあえず、その日予定していたホッケの 塩焼き、オーブンを使ってみた。15分くらい過ぎて、焼き具合は・・・これでいい のかな?加減がよくわからない。
 次の日は丁度、ガス器具の点検があり 見てもらったが、結局、部品はもう廃番 (やっぱり・・・・) で在庫がなく修理は不可能。ビルトインタイプなので、コンロ ごとそっくり取り替えになる。カタログ では最新式が30万!?安くても10万はかかりそう。友人から「ロースターも便利 よ」 と聞き、早速電気 店へ。実際見ると結構な大きさ、今の台所のどこに置けるの? しばらくは、フライパンとオーブンでがんばろう!  皆勤賞のグリルに感謝!  厚別支部/津田 泉