機関紙2010・2月・NO.325
    
INDEX
●GMOフリーゾーン運動 新たに3提携生産者が宣言!
●2009年度後期生産者交流会
●福祉基金助成先紹介
●戸配組合員を誘って班パーティーを開いちゃおう!
●情報BOX

新規組合員を迎えてウェルカムパーティー

  ようこそ生活クラブ   
 
よ~く炒めて甘くなった玉ねぎ入りの
スパイシースープカレー等を食べながら交流
 
生活クラブ定番の八方だしの作り方を実演
 
長沼町有機栽培研究会のみなさんのお話
 北広島
 吹雪舞う中、会場の夢プラザに長沼町有機栽培研究会のみなさんと新規組合員、委員などが集い、ウェルカムイベントが行なわれました。玉ねぎの事や提携について生産者から話をしてもらった後、委員お勧めの料理を囲みながら活動アピールや自己紹介があり、和やかな雰囲気の中で生活クラブを知る機会となりました。(1/16)
 
新規加入者に分かりやすいよう、楽しい寸劇で「生活クラブ」を紹介


消費材を使った料理は、手軽でおいしいものばかり 
 
紙芝居でグリーンシステムの取り組みについて学習
手稲
 今回のウェルカムパーティーは新規加入者だけではなく、まだ参加したことのない人、一緒に新しい仲間を歓迎したい人など、間口を広げて開催されました。色々な年代の仲間たちが集い、消費材や活動のこと、家族のことなど、楽しく話し合える場がそこにはありました。手づくりの温もりが感じられるおもてなしでした。(1/30)

 


  遺伝子組み換え作物栽培拒否地域
     
  GMOフリーゾーン運動 
  新たに3提携生産者が宣言!
 

 遺伝子組み換え作物の作付け面積は、年々増加しています。日本の自給率が極端に低い大豆、なたね、とうもろこしなどが遺伝子組み換え作物として作られ、輸入されています。日本に輸入される大豆の7割近くが遺伝子組み換え大豆です。日本の表示制度が不十分なので、私たちは「自覚することなく」毎日食べ続けています。
 「食べたくない」を実現するために、世界中の人々が「GMOフリーゾーン運動」を広げています。「作らない」を実践する生産者のグループ、「作らせない」を条例として制定する地方自治体、「食べない」と意思表示する消費者。3者が手をつなぐことで「GMOフリーゾーン」が広がって行くのです。
 日本の「GMOフリーゾーン運動」は、耕地面積の1%の登録を目標にスタートしました。09年3月の「GMOフリーゾーン運動」全国交流会で、5万haを超え目標達成が報告されました。北海道からは生活クラブ提携生産者を中心に4万haが登録されています。集会では次の目標を10%にしようと確認し、新年度がスタートしました。
 09年度は、新しく生活クラブと提携した生産者にも働きかけ、新たに約74haが増え、登録面積がさらに拡大しました。「北海道遺伝子組み換えイネいらないネットワーク」で、ともに活動している北海道農民連盟の生産者の登録もあり、運動の広がりを実感しています。
                               担当理事 泉屋めぐみ
 由仁いちろう会(由仁町)
   古川農場(札幌市南区)
 金丸農園(栗山町)

江別支部消費委員長
     鈴木 律子

 12月15日、金丸農園と由仁いちろう会へ向かいました。私は「得体の知れない物は食べたくない。けれど食材によっては、すでに選ぶこともままならない現状に不安を感じている」ことを伝えました。金丸農園は、有機農業による水菜等の生産者で、労力を惜しまず徹底して土づくりからこだわっています。この日「手間をかける農業が大切であり、究極に手間を省くGM作物はもってのほか」という考えを聞くことができました。
 由仁いちろう会は、希少な原木椎茸栽培を行なっています。「GM作物は、除草剤耐性が出てきてイタチごっこ。結局良いことはない。周辺農家や自然界への影響も心配」という声があがりました。私たちの「いらない」という一方向の思いは、生産者の「作らない」というもう一方からの声と重なることで、より大きな意味を持つのではと思いました。
南支部消費委員長    丸山 育恵
 遺伝子組み換え作物について、難しいからと理解しようとしていませんでした。でも、知らないものを排除するだけでなく、どうして問題なのか知りたいと思う中での参加でした。
 私たちの身体は、私たちの食べたもので作られます。遺伝子組み換えの操作が、人間の身体に入って消化、吸収というタンパク質の分解の過程の中でどんな影響があるのか。子どもたちに安心、安全なものを食べさせることに気を配り、健やかな成長を願う私にとっても、企業の利益が優遇される社会の中で、次世代に安心や安全を守ることが最も大切だと思っています。
 12月17日、古川農場lこ行き、山々の見渡せるすばらしい景色の中でGMOフリーゾーソに署名してもらうことが出来ました。身近な場所から「遺伝子組み換え作物をいらない」と言える生活クラブの活動が、もっと広がるといいなと思います。



     
    2009年度後期生産者交流会 
1/28 かでる2・7
      
                       
 
 
生活クラブの消費材は、組合員と生産者が共に作り上げてきたもの。その消費材を通して互いがより理解しあい、利用結集活動に結びつくようにと、生産者交流会を毎年開催しています。前期には加工品関係、後期は一次産業の提携生産者を中心に行っています。今回は「豚肉」の生産者㈱平田牧場を迎え講演をしてもらいました。(参加人数108名)
 
生活クラブとの提携はこうして始まった・・・そして現在(いま)
              講師 ㈱平田牧場 生産部本部長 齋藤昇さん
 生活クラブ北海道の豚肉は、09年12月から変わりました。豚の飼料に米が配合され食味も良くなりました。しかし、㈱平田牧場では生活クラブ連合会の提案により、13年も前から庄内で飼料用米作りに取り組んでいました。そして今、この先駆的な運動がたいへん注目され評価されています。今回は生活クラブ連合会との歴史から、なぜ飼料用米なのかを話してくれました。

●世界人口と日本の食生活

 今、日本は人口減に転じたが、世界人口は1分に152人、1年に8千万人ずつ増え続けている。現在68億4千万人の人口が、40年後には95億人にも膨れ上がると予測されている。このような状況の下、飢餓人口が10億人もいる。それでも日本は食料の多くを海外に依存している。
 日本の穀物自給率は28%しかない。45年前は73・2%だったのになぜか?それは食生活の変貌が原因である。米の消費量が半分になり、畜産物・油脂類が2倍以上にも上がった。穀物輸入量の約半分が家畜の飼料だから、畜産が自給力を低下させたといえる。牛肉1kgを生産するのに12kg、豚肉は7kgの穀物飼料が必要。多くの飢餓人口がいることを考えると、海外からお金を使って穀物を奪い、減反政策で田圃(たんぼ)を遊ばせるのはいけない行為だと思っている。このことに気付かせてくれたのは生活クラブだった。
 穀物の輸入は、生産地の水を奪い、輸送のために多くのCO2を排出しているということ。遠くから持って来ず、地産地消するのが本来あるべき姿である。日本の田圃は約251万haで、そのうち減反田が87万ha。人口は減り続けるので、40年後には食用米の田圃の半分以上が不要になると推測されている。

●提携の歴史

  平田牧場は山形県酒田市で62年に創業、67年に会社を設立した。東京の生活クラブも、ほぼ同時期の68年に創設され、組合員の皆さんが豚を食べてくれたおかげで、会社が大きくなった。
 出会いは73年、生活クラブが庄内米の取り組みで、遊佐町を視察。その足で、隣町にあるうちの畜舎を見せてほしいと。「こんな綺麗な脚をした豚はいない。ぜひ食べたい」と言われ、翌年から実験取り組みをスタートさせた。
 ところが、付き合いを始めたばかりなのに、これまでと同じ品種をやっていてはだめだと言われた。生活クラブは変わったところで種にもこだわる。それで74年に品種の検討を開始し、81年にLDB種(三元豚)での方針が策定された。提携をきっかけに信頼関係を深めながら、生活クラブと共に代理人運動や遺伝子組み換え問題にも取り組んできた。
      《生活クラブ原則》
第一原則   消費材の安全性の追求
第二原則  食の自給率を高める
第三原則  有害物質の削減
第四原則 自然資源の持続可能な使用
第五原則 ごみの削減とリユース
第六原則 エネルギーの削減
第七原則 リスクの削減
第八原則 情報の開示
第九原則 自主管理と監査
第十原則  大勢の参加

生活クラブは、食の専門生協として「安全・健康・環境」に関する10の原則を打ち出している。この原則を下に、生産者と組合員がともに生活クラブ運動を進めながら、信頼関係を築いている。原則は全ての品質につながるものであり、これは世の中が変わっても、絶対変わるものではないのだろうと思っている。
 生産者には情報開示・組合員との信頼強化が、組合員には生産者との信頼強化・「おおぜいの自主監査」や組織活動による消費材の利用結集が求められている。ぜひ皆さんには、OCRに数字をいっぱい書いてもらいたい。

●こめを食べて育った  「平田牧場三元豚」

 平田牧場では直営農場を13、提携生産農場を52、栃木県から北海道まで持っていて、年間17万頭を出荷している。
 庄内における飼料用米(自給運動)作りは、生活クラブから発信された。97年に産学官で構成するプロジェクトを立ち上げ、遊佐町でスタートさせた。
 飼料用米というのは価格が安いため、農家はなかなか作りたがらない。補助金が出てようやく採算が取れる。一時打ち切られ、断念したこともあるが、これではいけないと自給運動を続けてきた。その結果、09年に国から10a当たり8万円の補助金が出た。食料自給を向上させようという運動が国を動かしたといえる。
 米を配合した飼料で育てた豚は、06年に取り組みを開始した。事前に豚の肉質分析(理化学分析)を行った結果、●柔らかくなった●オレイン酸が増え、美味しさの成分が高くなった●リノール酸が低くなり酸化しづらくなったなどが分かった。食べ比べでは、米を食べさせた方が格段に評価が高かった。

●北海道の取り組みについて

 北海道では昨年の12月から、米を10%食べさせた豚を供給しているが、この米は道産の食用網下米を使っている。今後は北海道でも飼料用米栽培を進める予定である。生産頭数を8600とし、作付け面積および米量を試算した。米量は258トン、田面積は43haとなる。今、飼料用米の生産者を探しているところで、肥育期の豚に食べさせる計画である。
 ただ、飼料用米を継続して生産するには、
①いかに安くできるかという耕種側の努力
②米使用量を上げるという畜産側の努力
③消費者側の自給率向上への理解と消費努力
④国の政策として国民の食料保障
  が必要である。
 皆さん、北海道の食料自給率向上のためにも、美味しい豚肉をたくさん食べてください。


  東しゃこたん漁業協同組合
 スーパーの生魚は獲れてから1~2日 経っている場合がある。生活クラブの魚 は、基本的に朝獲れたものを昼に急速冷 凍している。産地もはっきりしているし、 鮮度保持剤も使っていないので正に安心・安全。
 近年、エチゼンクラゲの被害や磯焼けが進み、 環境の変化を感じている。磯焼けについては、 海藻のつきやすいブロックを海に沈めるなどの対策を考えている。
JA北いしかり
 生活クラブへは、朝採ったブロッコリーををその日 のうちに届けている。スーパー向けのものは、消費者の手元に 届くのに3~4日かかるので、予冷をかけ、 氷を入れてギンギンに冷やして市場に出している。 採ってすぐ食べるのが一番美味しい。
 
  ㈱岩佐商会
消費者からの声が農家の人たちにとって大きな励みになっている。 意見や感想を私たち生産者に届けてほしい。 そういうことが作物をおいしくするのだと思う。
  由仁いちろう会
 原本栽培はミズナラの自然木に菌を植えつける。 菌床栽培はおがくずを固め、蒸して殺菌 したものに菌を植え付ける。原木栽培 のしいたけの方が繊維質が多く、栄養もあると思う。 今年は夏場に強い「夏菌」を栽培し通年で取り組みができる。
 原木栽培は一般市場では1割程度しかない。 「原木栽培」を残していく意味でも、取り組みの意義は大きい。
  金丸農園
 野菜作りは子育てと同様。野菜が健康に育ち自立できるよう 良い環境づくりをしなければならないと考えている。だから 土づくりには徹底的にこだわっている。冬期間も加温せずに 堆肥の熱を利用している。ビニールハウスの倒壊を防ぐためにも 除雪はこまめに行なっている。
 JAたきかわ とんぼの会
 お米のおいしさなどは皆さんわかってくれているが、 とにかく現場を見てほしい。田植えや稲刈りなどの イベントに、どんどん参加して下さい。
 ㈱平田牧場
 生活クラブは「一頭買い」なので、一頭丸ごと食べることが条件。ひき肉やロースやモモなど、各部位の端材が全て含まれているから市販品とはまるで違う。
  サツラク農業協同組合
 20年くらい前のかなり古い話し になるが、当時の組合長黒澤信次郎さんは、牛舎の衛生管理を徹底するよう強く説いていた。 毎年必ず一軒一軒の牛舎を視察しては評価を下していた。 あの信念があったからこそ衛生管理レベルは飛躍的に 向上した。特に敷きワラなどの寝床の管理しだいで、牛の健康が決まる ので怠らないようにしている。



   福祉基金助成先紹介
        
                 
09年度の助成先10団体の活動を順次紹介しています。最終回の今月は、「特定非営利活動法人 つばさ応援団」(札幌市)と、「とまり木の集い(脳脊髄液減少症患者の集い)」(札幌市)を紹介しています。

 特定非営利活動法人 つばさ応援団  いろいろな人と一緒に過ごせる放課後を
 
 
助成金で画用紙や絵本、楽譜などを購入しました。
 いろいろな人と一緒に過ごせる放課後を  障がいのある子もない子も、一緒にいきいきと過ごす「共同学童保育所翼クラブ」を応援するつばさ応援団は、「分けない心・社会づくり」を 目指し1996年に発足しました。
 現在は、子どもからお年寄りまで障がいのあるなしに関わらず、 すべての人々が自然にとけあって生活できる地域を創造するため、 さまざまな活動を行なっています。誰でも気軽に集えるたまり場の開 設、ミニ・コンサートや料理、もちつき祭りなど地域福祉をすすめ るための地域交流、障がいのある人や家族のための支援事業など、 その内容は多岐に渡ります。
 そして、09年4月からは週に3日、障がいのある中高生が放課後 を過ごせる場所「ゆるっと」を始めました。現在利用しているのは 中学生3名。決まったプログラムを設けず、好きなことをしてのん びり過ごします。近くの学童保育所に遊びに行ったり、公園でサッ カーをしたり。出かけない時には歌をうたったり、絵を描いたり、 ごろごろと昼寝をすることもあります。唯一の決まりごとは、5時 過ぎに掃除をすること。
 スタッフの遠藤江里子さんと須田菜摘さんは「他者との関わりを 大事にしたいので、本人のやりたいことだけではなく、こちらからアイロンがけや、封筒に手紙を入 れる作業を手伝ってもらうこともあるんですよ」と話します。誰で も一緒に過ごせる場所になるように、地域の住民や学生などのボラ ンティアも募集する予定です。
 「利用者ももうちょっと増えたら楽しいですね。子どもたちには、 他の子のことも視野に入れながら過ごしてほしいと思っています。 せっかくまわりを見る力を持っているのですから」。つばさ応援団の 活動は、少しずつ地域に広がっています。 助成金で画用紙や絵本、楽譜などを購入しました とまり木の集い

       
 とまり木の集い(脳脊髄液減少症患者の集い)   ひとりで悩まず 話してみませんか
 
 
「書き損じハガキの寄付や、いろいろな人からの 協力で活動しています」と話す代表の石崎さん

 「病気の存在を知り、互いに悩みを打ち明けられるセミナーを開く ことができて本当に嬉しい」。  脳脊髄液減少症患者の集い「とまり木の集い」を立ち上げた石崎 幸子さんは、昨年6月、助成金で医者や当事者、その家族が集うセ ミナーを開催することができた喜びを、真っ先に語ってくれました。
 交通事故や転倒などの衝撃で、脳や脊髄の髄液が漏れ、めまいや 頭痛、集中力の低下を引き起こすとされる脳脊髄液減少症。近年まで原因や治療法、その病名すらも知られていませんでした。いくつ もの病院をたずね歩いても適切な診断がなされないまま、精神の病 として片付けられる。家族や職場からも理解されない。こうした実 情の中で、体と心の痛みを抱えた患者の多くは孤立し、先の見えな い状況に置かれています。
 石崎さん自身、右半身のマヒや激しい頭痛に50年間苦しみ続けて きました。転機は2年前、病院のMRI検査で髄液の漏れが見つか り、この病気であることが判明しました。そして「ブラッドバッチ」 という治療法で、辛かった症状が少しすつ改善された経験から「同 じ病で苦しんでいる人の力になることができたら」と、08年12月に 会を発足。情報交換やFAX・電話・Eメールなどでの相談対応、 広報活動などを行なっています。情報誌や新聞に活動が紹介された おかげで、会員は現在50名になりました。
 会発足のもう一つの目的は、治療が健康保険の適用となるように 働きかけること。日本では、脳脊髄液減少症に対する認知度が低く、 有効とされている手術に保険が適用されません。高額な治療費を負担できずに断念する人もいます。
 将来に希望や夢が持てるよう、困窮する患者の不安を一つでも取 り除きたいと話す石崎さん。「国に保険の適用を求めるとともに、今 後もこの病気を知ってもらう活動を広げていきたいと思います」




      戸配組合員を誘って班パーティをひらいちゃおう!
         仲間と集まるっていいなぁ~       

          
      

戸別配達システムを導入して12年(釧路支部を除く)。2010年1月現在、 戸配組合員は61.5%の8299人になりました。地域で催された班パーティー に参加した戸配組合員は、組合員で集う楽しさを体験しました。

 いしかり   おいしくにぎやかに 夜は更けて・・・  19716班 柿崎敦子
 
 
「どれも安心して食べられる幸せ+旨い」
豆入白もち・玄米もち(根性のある良いもちだ)・とんぼのゆめ(炊 き方も炊いた人もよいのか、一層旨い)・チーズかまぼこ・びん ながまぐろ・小籠包・味付かずのこ(味よし、大きさよし、もう 他のは食べられない)・スモークチキン(スモークの塩梅良く1 人で全部食べられそう)・ごまだれ餅・甘栗(皮が割れていて食 べ易い。味もよし)・モンブランロールケーキ(あっさりしている。 これなら1本食べられる!)など。
 我が班は班12名。生活クラブ歴2年~27年。平均 年齢53歳位?!毎月必ず班会を開いています。ここまで 読まれた方は、模範のクラブ員揃いと、お思いでしょう が…と~んでもありません!!「ごめん、今月の牛乳注文 し忘れちゃった」「肉が倍量届いているよ」なんてことは、 ままありまして・・・。でも、心の広い方揃いで、フォロー しあいながら、笑いながら、月1回の班会を楽しんでい る仲間なのです。
 昨年も行ったパーティーの評判が良かったので、今年 もと、地域を絞り業務便で案内文を配ってもらいました。 消費材は、なかなか口に入らない贅沢品や数量が多く注 文しづらい品、季節限定の品等を選び出しました(写真)。
 どうです、すごく豪華でしょう。戸配の2人は、組合員歴が長いので顔見知りの班員も多く、美味しい消費材 と楽しい会話で賑やかに夜は更けていきました。みなさ んもぜひ班と戸配との交流パーティーを開いてみてくだ さい。戸配の皆さんからも「さそって~」のラブコール を出してみてはいかがですか。
班組合員7名、戸配2名参加 1月14日 白樺会館にて開催 

                

 岩見沢  DVDに感激! 安全性とおいしさを再発見!  32340班 伊藤弘子

 
DVDを見て、「豚肉のおいしい訳がよーくわかりました。これからもこ だわりをもって安心安全な豚肉作りに頑張ってほしいです」と玉手さん
 年末に手作りのお誘いチラシを配布しました。個人宅 で開催するので一人の負担になりがちですが、皆で分担 して雪かきから調理までを手際よく行いました。冷えた 身体に絶好の海鮮鍋、勿論野菜も沢山入れて。炊き立て のとんぼのゆめの上に北口さんイチ押しのイクラをのせ て・・・一同幸せ~!!その他にも白菜キムチや洞爺の漬 け物、ヨーグルトにはメープルシロップをかけて。班活 動費も使ったので、豪華なパーティーとなり、目もお腹 も満足でした。
 支部から借りた、平田牧場の三元豚に懸ける情熱とこ だわりを伝えるDVDを見ました。平田牧場会長の新田 さんの山形弁はどこか懐かしく画面に引き込まれ、生活 クラブと出会った時の話はとても興味深く感銘しました。 続けて牛乳のDVDも見ました。毎日何気なく飲んでい る牛乳ですが、改めて安心安全とおいしさを再確認しま した。生産者のメッセージもとても良かったです。戸配 の玉手さんは、「海鮮鍋や他の消費材の試食もとても美味 しくて、生活クラブでなくっちゃ!という思いを強くし ました」と話してくれました。
 最後にお薦め消費材の話で盛り上がり、「和風サークル 和み会」のメンバーでもある丸山さんは、帯をリメイク した作品など沢山見せてくれました。外は雪でしたが温 かく楽しいパーティーでした。
班組合員5名とその家族1名 戸配1名 参加 1月16日 武田宅にて開催







 
   情報BOX

石けんに親しむ第2段
石けんビギナーさんいらっしゃ~い♪

日 時 2月25日(木)10:00~12:00
場 所 エルプラザ 4F調理実習室(札幌市北区北8西3)
参加費 1人 300円
託 児 無料(参加申し込み時に受付)
粉せっけんの使いこなしを学びます。
当日の講座内容 バスフィズを作ろう・石けん質問コーナー他




かんじきウォーキング
日 時 3月7日(日)10:30~14:00
場 所 フィービラの森(現地集合・解散)
参加費 300円(小学生以上)

本部広報委員を募集します!
※詳しくは生活クラブ本部川瀬までお問い合わせ下さい



チュプ1月号 新春クロスワードクイズの答え
ラ   イ  ブ  リ  ー
「消費材福袋」の当選者
小圷こあくつ 圭子さん (厚別支部)
山口 朱美さん (豊平支部)
中島 香浪さん (北斗支部)
志村 薫さん    (北支部)
立川 美枝子さん(手稲支部)
 たくさんのご応募
ありがとうございました。
応募総数73通の中から
抽選の結果
5名の方が選ばれました。
 2010年度   支部大会日程  (1/26現在)   
 支部  開催日       場所
 中央  3/12(金)  教育文化会館305研修室
 西  3/12(金)  札幌市生涯学習センター ちえりあ
 いしかり  3/18(木)  花川北コミュニティセンター
 手稲  3/17(水)  手稲区民センター第1・2会議室
 小樽  3/17(水)  勤労女性センター
 豊平  3/16(火)  月寒公民館
 南  3/17(水)  南区民センター
 北広島  3/19(金)  芸術文化ホール
 厚別  3/16(火)  厚別区民センター
 清田  3/13(土)  清田区民センター
 恵庭  3/18(木)  恵庭市民会館
 岩見沢  3/17(水)  イベントホール赤レンガ
  北  3/18(木)  北区民センター
  東  3/11(木)  東区民センター 3階視聴覚室
 白石  3/8(月)  札幌市産業振興センター
 北斗  3/17(水)  篠路コミュニティセンター
 江別  3/17(水)  野幌公民館
 釧路  3/18(木)  まなぽっと
※日程は変わることがありますので、支部機関紙等で確認してください
   福祉基金賛同者状況 (1月22日現在)
     2263名(27名増)
2010年度生活クラブ福祉基金の助成団体を募集しています。詳しくは本部までお問い合わせください。

問合せ/生活クラブ本部  TEL 011-665-1717


        組合員でつなぐリレーエッセイ     時遊帖 じゆうちょう

 「班」が好きだ。10年お世話になった班が解散し、今の班に移って2年弱。この班にもすっかり馴染んだ私がいる。今は戸配の時代、という人もいるかもしれな い。班会という名のお茶会をして、大変な当番をして…それが何?という人もい るかもしれない。それでも私は「班」が好きだ。
 この一年。猛烈に仕事が忙しくなり、消費材の引き取りは子どもたちやお当番 さんに甘えることが多く、班会には一度も出席できなかった。迷惑をかけるなら、 戸配に移ろうかと思ったこともたびたび。その迷いの中で気づいたことがある。
 消費材を分けながら話をする班の仲間の言葉のあたたかさ。うっかりな私が消 費材を手にするためにフォローしてくれる人たちの存在。班会での何気ないおしゃ べりの中にふくまれている膨大かつレアな情報たち。ひとりでがんばっていた ら、気づくことができなかった大切な宝物。1年限定の嵐のような日々は、もう すぐ終わり。4月からはまた班会に顔を出して、何気ない風に見えて実はために なるおしゃべりに花を咲かせよう。そして、1年間助けてもらった仲間たちのフォ ローを、今度は私がする番だ。
           手稲支部/岩佐寿美代