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石けん出前講座(1/16)
生産現場にも 日常生活にも 石けんを 東しゃこたん漁業協同組合
本部石けん運動委員会 担当理事 菊池 美智江
いか、ほっけ、にしんなど積丹半島近海の沿岸や沖合で捕れる魚類等を消費材として届けてくれる生産者の東しゃこたん漁協は、全国で石けん運動をすすめている協同組合石けん運動連絡会の会員団体でもあります。 魚類等を加工する生産部では、まな板などの調理器具の洗浄に石けんを使っています。 今回、生産現場で働く人達に、石けんと合成洗剤の違い、合成洗剤に含まれる界面活性剤の人や環境に及ぼす影響について知ってもらい、日常生活でも石けんを使うことの必要性を理解してもらえるようにと、出前講座を行いました。
石けんや重曹などを使った、便利で役立つアイテムを紹介しました |
水に関するクイズに答える東しゃこたん漁協の皆さん |
![]() 榊田みどりさん 生活クラブ職員を経て、 現在フリーランスの農業 ジャーナリスト |
国産品でも飼料・肥料は輸入 |
「価格破壊」をきっかけに |
食べたいのは国産 でも実際食べるのは? |
食べ続けていくために |
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●金丸農園 金沢秀行さん 水菜は農薬を使用していないので、雑味やエグ味がない。米ぬか、魚粕などを入れた自家肥料を用い、土作りにこだわっている。 |
●由仁いちろう会 鈴木正志さん 椎茸は、収穫した翌日に出荷している。原木栽培のため農薬不要。 市販の菌床栽培は、おがくずからキノコバエが発生するので、殺虫剤が必要。 ![]() |
●㈱岩佐商会 坂本剛一さん 私はこれまで消費者と出会う機会がなく、交流会も初めての参加。就労してまだ2年。しっかり勉強していきたい。 ![]() |
●長沼町有機栽培研究会 織田俊雄さん 5年前にオーストラリアの大規模農家を見学した。干ばつで麦が枯れ、借金がかさんだそうで大変な状況だった。大規模経営がTPPに対抗できるとは思えない。 |
●㈱岩佐商会 坂本勉さん 道南は、近くに大間や六ヶ所に原発施設があり、3、4月には山背が吹くので農産物の風評被害が心配。原発は全て中止し、再生エネルギーに切り替えるべき。 |
●サツラク農業協同組合 榎田浩さん TPPに参加すると国産は太刀打ちできない。紛争などで輸入できなくなると、コップ一杯の牛乳も高くて飲めなくなるので、将来を見据えてみんなで考えていかなくてはいけない。 ![]() |
●滝一芳さん 江別でキャベツを作っている。2年不作で気落ちしていたが、「とても甘いキャベツなので、がんばって欲しい」と、今日組合員から励ましてもらい、また作ろうと気持ちを新たにした。 農薬を減らし、酢やステビアを使っている。 |
●㈱NSニッセイ 高橋晃彦さん 夜体窒素で素早く冷凍するチッソ凍結機と、マイナス300℃の凍結庫を使用して魚の鮮度を保っている。解凍時の水分は、魚の表面を覆っている氷の皮膜。冷蔵庫でゆっくり解凍するのが、おいしさを逃がさないコツ。 ![]() |
●JAたきかわ 平沢一彦さん 田んぼ起こしの時期に雨が続いたので不作を心配したが、低温にならず久しぶりの収量増で良い正月を迎えられた。子育てと同じ気持ちで米を育てている。 ![]() |
●鶴田農園グループ 上原康友さん 自分が作ったもので子どもの病気を治したいと思い、ブルーベリーの無農薬栽培を始めた。これからもなるべく無農薬でやっていきたい。 |
●㈱平田牧場札幌営業所 黒坂光男さん 飼料用米の取り組みなど、生活クラブとは足並みを揃えてきた。イベント等で消費材をアピールしながらさらに広めていきたい。 ![]() |
訪問した日は、和服をほどく作業を行っていました |
![]() はぎれで作ったお手玉や巾着・布草履など |
子どもの安心は大人の理解から 子どもの居場所を考える会(札幌市)
![]() 「デイスレクシアは不便だけど不幸じやない」 と講師の藤堂栄子さん(NPO法人エッジ) |
清田支部 北野地区 多世代交流でなごやかに
月一回のおしゃペリは班会の楽しみの一つ |
北広島支部 長沼地区 初めての班会は盛りだくさん!
班申し込み用紙をみんなで記入 |
班会の会場は長沼町東部福祉センター |
情報BOX |
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組合員でつなぐリレーエッセイ 新聞配達を始めて5ヵ月。早起きの不安も、 少しの早寝で問題ない。これまでは夜更かし が趣味だったが、くたくたの夜、ベッドに入 るとき一日の満足感とともに眠る幸せを感じ る。雪が多い今年、何度か膝までの雪をこい だけど、たいていはきれいに除雪されていて ありがたい。これぞ適度な運動なのか配達し ているうちに身体が心地よくなって、ハイ状 態になってくる。 なんて良いことばかり書いたが、これには 理由があって、17歳の娘のサブとして、娘と一 緒に配達している。眠く、寒い冬の朝、目覚 ましで起きてひとり新聞配達なんて、考える だけで恐ろしい。でも娘に「ママ、4時だよ」 と起こされるとまんざらでもない。この仕事 は彼女がリーダーだから私は絶対に起こされ るまで起きない。責任の所在は「そちら」と 自覚を促す確信犯的母の行動だ。新聞を受け 取ったら、二手に分かれて配達し、要所要所 で再会する。私は娘に遅れを取らないように と、軽くライバル意識をもっているのでやる気 が湧くし、「ひとりじやない」のは力強く楽しい。 真冬の空は澄んでいて、見たことないほど 満天の星が見える。みんなを起こして見せた いぐらい。 一時間ほどで配達がおわり、家に帰って娘と コーヒーを飲みながらしばしの休憩。くだら ないこと語らう時間になる。給与はすべて娘 関連に消えるけど、この時間全体が好きだな。 南支部 成瀬 浩子 |