![]()
いつもの放課後は、近くの公園、 厚別川と外でたっぶり遊び、週末 は畑仕事。一年を通して野外活動 が多く、親子キャンプに洞爺湖1周サイクリング。6年生ちゃりん こ隊の旅は、計画も自分達で立て、札幌から自分の〝衣食住″を荷台に載せ、野宿も経験しながら天売・焼尻まで200km。旅の終わりと共に逞しくなって帰ってきます。 3月の卒所式には、親、兄弟はもちろん、地域の人や卒業生もたくさん集まってきます。6年生は 「不登校だけどここには来れた」「普通では経験出来ないことが経験できた」「私の宝物です」と巣立ちの言葉を発表し、最後に胴上げでみんなに祝福してもらいます。 運営費は市の助成金と保育料の他、自分達で育てた野菜等を翼クラブのお祭りで売って作ります。今回の助成金で、子ども達が楽しめるイベントや親子で勉強になる講演会等を開きたいと考えています。 児童数が減少し、危険を避けたい保護者が増える中、翼クラブに通う子ども達も減っています。指導員の安藤京子さんは「ここ数年、受け身の子ども達が増えたように思います。だからこそ、創造力や 生きる力を育てていきたい。そして、大きく翼を広げ羽ばたいていって欲しい」と話していました。 (沼田) ![]() ![]()
それから26年。現在は57名の会員で、文字を読むことが困難なあらゆる人の幅広い二ーズに答えて います。中途失明者の職場復帰の際には、パソコンに入力するための資料読みを。自分で子どもに絵本を読んでやりたいというおかあさんには、本を朗読し点字にする手伝いを。また平日の日中は、電話で新聞記事を読み上げる「声の新聞」やファックスで送信されてくる文章の代読サービスも行っています。 録音図書は会員が自宅で制作。10万円の助成金でデジタル録音機等を整備し、32時間分の録音を一 枚のCDにして利用者に届けることができるようになりました。本、料理のレシピや取扱説明書など、 その内容はさまざまです。 常に相手に「伝わるように」心がけているので、調べ物も多く、電気製品などは、お客様相談センターに問い合わせたり、店に行って現物を確かめたり…。でも会員は「自分のためになる事が多い」「朗読が好きだし、何より楽しい」と話します。 9月に開いた年に一度の交流会には、会員と利用者110数名が集いました。「親睦を深め、コーラスのステージを一緒に楽しむことで、会への要望も本音で語っていただけると思うんです」と会長の田中さん。会の存在を、もっとたくさんの人に知ってほしい、そして利用してほしいと願っています。 (佐々木) ![]() ![]()
練習は、月に6回程度。新しい曲一曲を仕上げるのに、だいたい2カ月ほどかかるので、依頼が多いクリスマスに向けて、7曲くらいを練習中とのことでした。 ベルは全部で27音。一人で一度にたくさんの音を出せないので、皆で入れ替わりながら演奏しますが、ベルがー組だけだと難しい場面もあります。今回の助成金でレパートリーを広げるための楽譜の購入 と、ベルをもう一組購入することができて、演奏しやすくなったと代表の野村香百合さんは話します。 「メンバーが4人なので、必死さが出てすごく忙しそうに見られてしまいます。観客にそう思われず に、自分たちが楽しんで活動していることを、伝えていきたい。それには自分たちが余裕を持ち、暗譜してお互いに顔を見ながら演奏するのが大きな目標です」 最後に、皆さんとても素敵な笑顔で、美しいミュージックベルの演奏を聞かせてくれました。 (坂本) ![]() ![]()
「当初は一軒一軒チラシをボスティングしていましたが、今では31名が登録し利用しています」と話すのは代表の山下淳子さん。水曜と日曜の定休日以外は、マージャン教室や絵画教室、演歌体操や月1回のお楽しみ会など利用者からの要望や、運営委員会で話し合われたことが形になり、予定表は隙間な く埋まっています。 助成金はシニアサロンの1周年フェスタの開催に使いました。8月20日から6日間、プロの男声コーラスグループを呼んだり、カラオケやフラダンスなど普段の成果を披露したり、地域食堂を開いたりと、 大いに楽しみました。 「私がボランティアをしていた福祉センターの元館長さんからのお話で実現したシニアサロンですが、その時の仲間の協力なしには、ここまで広がリませんでした。 『楽しいからまた来るね!』とここに通ってくれると、本当に嬉しいし、皆で育てている居場所だと実 感しています」と山下さん。これからは若いお母さんたちを巻き込んだ多世代交流も考えていて、誰もがホッとできる「地域のお茶の間」になることを目指しています。 (加藤) ![]()
本部消費委員会では毎年6月から9月にかけて、利用低迷の続く牛乳を集中的にアピールする活動を行っています。新規組合員や未利用者に向けて牛乳サンプルで働きかけたり、イベントの中で優位性を語り使いこなしを伝えるなど、支部ごとに工夫しながら利用を呼び掛けています。
料理やダンスで「みんなで乾杯!」 小樽 9/15 料理は消費材の他、2つのサークルが工夫を凝らして作ったも の。組合員からの差し入れもあり、小樽ビールや函館ワインと一 緒に味わいました。また、組合員によるお祝いのフラダンスや抽 選会でおおはしやぎ。会場の壁には、各班の荷受場所の写真とメッ セージ、組合員の名前が書かれた手描きの小樽地図が貼られて いました。これは、運営委員が一軒一軒訪問して作ったものです。 つなぎ合わせれば全長4m以上になり、誰がどこで荷受をしているのかが一目でわかります。 ![]() 針仕事とおしゃべりで 岩見沢 9/22 針仕事とおしやぺりで 色とりどりの布で奏でるグラデーション。美しいタペストリーが出来上がりました。「みんなで話をしながら、手を動かして一緒に作り上げることで、30周年を祝いたい、何かを残したいと 思いました。デイこたけに寄贈して、利用者に見てもらいたいと 思っています」と運営委員長の伊藤さん。 会食では、岩見沢支部立ち上げの頃の話を、「一緒に拡大してくれる人が何人もいて、職員 と力を合わせてできた」と、初代支部委員長の岩成さんから聞きました。その後、キルトのお披露目と、「おかずや花」のオードブル、班からの一品持ち寄りの料理を食べながら、お楽しみ サイコロトーク。加入のきっかけや、班会でのエピソードなど、参加者それぞれが思い思いに生活クラブとの関わりを語り、楽しい時間を過ごしました。 (取材坂本)
![]() ![]() |