(有)中札内たまご  鶏を健康に育てることそれが私たちの仕事です。 米・パン・麺類・鶏卵

●中札内村の養鶏

㈲中札内たまごと提携が始まったのは昨年の2月。早くも1年が経過、いや、まだ1年しか経っていないという感じでしょうか。そこで、島田社長に改めて㈲中札内たまごについて聞いてみました。 「会社は、先代が畑作だけでは1年中安定した収入が得ら れないと、1960年台に養鶏業を立ち上げたのが始まりです。 最初は1万2.000羽ほどだったと思います。そのころ中札内村は畜産に力を入れていて、養鶏団地を形成するなど村全体で60〜70戸、20万羽を超える鶏がいました。しかしその後養鶏家は減り続け、今では3戸しか残っていません。 みんな畑作一本にするとか、高齢化や近年の飼料高騰などで廃業していったのです。私は先代から仕事を引き継ぎ、村で廃業する養鶏場を受け入れる格好で、現在では約20万羽の鶏を育てています」

事務所兼たまごの選卵場

(左から)総括部長 佐藤好弘さん、代表取締役 島田浩幸さん、㈲島田養鶏常務取締役 坂上誠乃介さん

●生活クラブとの提携

「大手メーカーに比べるとまだまだ小規模ですが、地域に根ざした、こだわりのたまごを売っていきたい。大手メー カーと違う路線をと思って動き始めたちょうどその時、生活クラブ生協との話があり、提携することとなりました。 私たちは食べる側にきちんと応えられる作り方をしたい。 鶏の生理を無視して付加価値をつけるやり方は良くないと思っています。たまごを生産するというより、鶏を育てるというのが私たちの考え方です。これからも、より良い鶏を育てていきたいのでどうぞよろしくお願いします」と島田社長さん。

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