生活クラブ つれづれコラム

組合員でつなぐ、リレーエッセイ 彩時記

2011年06月20日

「臭い」の話

恵庭支部 消費委員長 龍前 美恵

 直感で、なんと読みましたか?

何故「におい」と「くさい」の2通りの読み方をするのでしょう?

ということで「臭い」の話です。(・・・結局どっちのことやねん!?)

  最近聞いた話。

江戸の昔、庶民の「排泄物」は任侠の方々が回収し、

人糞肥料として農民に売ることを商売にしていたそうです。

すごいですね。

どうやって運んでいたのでしょう。

そのお陰か江戸の町は世界的に見てもとても衛生的で伝染病が

流行ることのない大きな要因だったそうな。

  一方ヨーロッパでは、オマルに用をたし、

外に人通りがない時をめがけて家の窓からバサーっと。。。(筆舌に耐え難い)

街自体が不衛生なためペストなどの伝染病が流行ったり、

その「臭さ(くささ)」をまぎらわせるため人々は強い香水をつけるようになり、

ヨーロッパで香り文化が発達する要因になったそうな。

  ところ変わって現代の我が家での出来事。

テーブルにいると何かの強烈な「におい」で息苦しい。

においの元が何かわからず、クンクンクンクン手当たりしだい嗅ぎまわり、発見!!

  その元は、主人が買い物の景品でもらったという

「いい香り~♪」の外国メーカーの柔軟剤。 強烈な訳だ。 

うぅっ苦しい~とても耐えられないよ、とすぐさま撤去。

主人の棚にしまいこみました。

  生活クラブで家中、せっけん生活に切り替えてからは、

人工的な香りにとても敏感になりました。

ナチュラルっていいなぁ。せっけんのにおいはいい香り♪