生活クラブ つれづれコラム

組合員でつなぐ、リレーエッセイ 彩時記

2011年06月20日

生活クラブとわたし

北支部運営委員長 松田 めぐみ

 産前休暇を取ったのを機に生活クラブの活動に顔を出すようになり、

当時6ヶ月だった息子を連れて地区会に出た。

今思えばベテランのみなさんが笑顔で迎え入れてくれ、

「重たいでしょ。抱っこするよ!」と代わる代わるみんなで抱っこしてくれた。

 地区会が終った時、運営委員の方が「委員やらない?託児あるよ!」と

声をかけてくれたので、「やります」と答えたら、

「えっ、本当にいいの?」と逆にびっくりされた。
 あの頃は初出産から半年、来る日も来る日も24時間子どもと向き合う生活に

ちょっと疲れていた。

子どもは確かにかわいいけれど抱っこして歩くと重たいし、

自分の時間が持てず、育児は目に見える結果が出る仕事でもなく...

いつもぬるま湯の中を力いっぱい漕いで歩いているような気持ちだった。
 委員の仕事はいい気分転換になりそうだし、人の役に立てるかもしれないし、本業に復帰するまでのつなぎにうってつけだと思った。
 生活クラブに対する思い入れも薄~い感じで委員になったが、

今年度は「運営委員長やってくれない?」という誘いに「要は窓口ですよね?」と

また軽~く引き受けてしまった。
 運営委員長であり、2歳になる息子の母親であり、通信大学の学生でもある

(ありがたいことに夫が家事・育児をかなりやってくれる。)

3足のわらじをはいて歩いているので超多忙だが、

「身も心も元気な今だからこそ」と充実した楽しい日々である。