生活クラブ つれづれコラム

組合員でつなぐ、リレーエッセイ 彩時記

2011年09月20日

『未練タラタラ』

白石支部 消費委員長 沢田きよえ

埼玉の越谷からUターンで札幌に戻って来て、早1年が過ぎました。
先日、主人が「越谷に遊びに行こうか?」と提案してきたので、
私の頭の中は...もう、そのことでいっぱいです。
子どもたちが通っていた幼稚園や小学校の先生と友達。
私は2つのワーカーズに所属していたので、子育て支援のみるくの
メンバー(のちにNPO法人を取得)、惣菜・お弁当のサラダのメンバー。
それに、子育てサークルのメンバー、委員会のメンバー...まだまだ
合いたい人がたくさんいます。
当時、2歳にならない長男を連れて、埼玉へ転勤が決まった時は、
正直、不安でいっぱいでした。
引越し後、丸2日で荷物の片づけをし、近くの公園へと向いました。
子どものため、いや、自分のために早く友だちを作りたかったのです。
「ここ何年住むかはわからないけど...とにかく楽しもう!!」
そう思いながら、6年後に札幌に戻ることとなるのですが...
故郷へ帰れるというのに、主人に札幌へ単身赴任してもらいたい程、
越谷を離れたくなくなってしまいました。
今でも「仕事も友だちも...何もかも充実していたなぁ」と越谷の生活を
思い出しては、未練タラタラとしてくるのです。...いけませんね。
そうだ!!次に越谷の友達に会う時は「ステキな報告がたくさんできる
ように色々、頑張ろう!!」なんて、札幌に戻って来た当初は思って
いたはず。...私、何もしてないかも。
さて、どうしましょう。ひとまず、このエッセイがHPにアップされたら、
そのコピーを持って行き、皆に読んでもらおうっと。